プレスリリース
- コンタクトレンズユーザーに、眼科で定期検診を受けられる「安心」とオンラインでいつでも簡単にコンタクトレンズを購入できる「利便性」を
- コンタクトレンズ販売店にツールを提供し、処方指示書に基づいた購入の促進と効率向上を支援
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長:リック・コズロスキー、以下「日本アルコン」)は、コンタクトレンズのオンライン購入サービス「MyAlcon ダイレクト」(マイ アルコン ダイレクト)を本格的に稼働したことを発表しました。
コンタクトレンズのネット販売は全体の39%へと伸長
2020年の日本国内の物販のEコマース市場は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費の影響もあり、約12兆2,333億円で前年比21.71%伸長しました1。2013年の5 兆 9,931 億円から7 年間で 2 倍以上拡大し、消費行動のデジタル化は加速していると言えます1。このEコマース拡大の流れはコンタクトレンズ購入においても見られ、インターネットチャネルでのコンタクトレンズの売上構成比率は2017年から2021年の間で全体の25%から39%へと増加しました2。コンタクトレンズユーザーを対象にした調査3によると、眼科併設のコンタクトレンズ販売店での購入について「眼科医に診察・検査してもらえる」(73.1%)、「安心感がある」(49.6%)といったメリットが挙げられた一方で、「待ち時間が長い」(36.8%)、「買いに行くのが面倒である」(26.5%)といった不満が浮き彫りになりました。また、インターネットチャネルで購入する理由を聞いたところ「営業時間を気にせずにいつでも買える」(42%)、「店頭に買いに行く時間を省ける」(39%)といったメリットが挙げられました。
オンライン購入の利便性を確保しながら、眼科検診をより確実に
ツールによるコンタクトレンズ販売店側の効率向上を支援
また、新サービスはコンタクトレンズ販売店のニーズも踏まえて開発されました。日本アルコンがツールを提供し、在庫管理などコンタクトレンズ販売に関わる業務やプロモーション活動を担うため、販売店は業務を削減することができます。
MyAlcon ダイレクト加盟店のアイ・コンタクトレンズ(滋賀県野洲市)の北村 善彦社長は次のように述べています。「MyAlcon ダイレクトは、店舗側で行う発注作業や在庫管理を削減できるだけでなく、QRコードでの登録などシステムがシンプルで、月曜~土曜の電話でのサポート体制もしっかりとしているため、店舗スタッフの手間なく運用できます。また、ユーザーの方からは、日本アルコン直販による安心感や、自宅に製品が届く利便性などの点で高い評価をいただいており、登録者数は導入後3カ月で3倍にも増えました。今後も積極的にMyAlcon ダイレクトをたくさんのユーザーにご紹介していきたいと考えています」
また、日本アルコン株式会社 代表取締役社長のリック・コズロスキーは次のとおりコメントしています。「アルコンは眼科領域世界No.1企業6として、より安全に正しくコンタクトレンズを使っていただくためには、眼科医による処方と定期検診が重要だと考えています。『MyAlcon ダイレクト』は、処方指示書に基づいた購入によりコンプライアンスの遵守を確保しながら、いつでも簡単にスマホで購入できる仕組みとなっています。すでに導入してくださった販売店やユーザーの方々からも高い評価を受けており、今後より多くの方に『MyAlcon ダイレクト』をご利用いただけることを願っています」
MyAlcon ダイレクトに関する販売店や一般の方からのお問い合わせは、「MyAclon ダイレクトお客様サポート」(フリーダイヤル:0800-100-6503、月~土10:00~18:00(祝日・年末年始を除く))にて受け付けています。
「MyAlcon ダイレクト」の概要と流れ

References
- 経済産業省「令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)報告書」(令和3年7月) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/210730_new_hokokusho.pdf
- 2020年 日本アルコン調べ
- 2020年 日本アルコン調べ
- 2019年 日本アルコン調べ
- 厚生労働省「コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について」(平成24年7月) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/24.7.18-2.pdf
- 2019年グローバル眼科業界売り上げ。アルコン調べ