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ストーリーズ

日本アルコン社員、機上の認定眼科病院『フライイング アイホスピタル』を見学

 

アルコンとオービスの40年以上のパートナーシップの絆を、日本でさらに深める

今年創立50周年を迎える日本アルコンの社員にとって、4月23日は特別な一日となりました。アルコンが40年以上にわたって世界中で支援している非営利団体オービス インターナショナル(Orbis International:以下、オービス)が所有している機上の眼科病院「フライイング アイホスピタル(Flying Eye Hospital)」が日本に初上陸し、日本アルコンの社員やそのご家族を見学ツアーに招待してくださったのです。

国際失明予防機構(International Agency for the Prevention of Blindness)によると、世界では11億もの人々が失明していますが、失明の90%は予防または治療可能です。アルコンは「予防・治療が可能な失明を世界からなくし、質の高い眼科医療へのアクセスを高める」というオービスのミッションに賛同し、彼らの活動を全面的に支援しています。

「フライイング アイホスピタル」は眼科医療に恵まれない国や地域に飛んでいき、現地の眼科医療従事者に研修を行い、スキルの伝授をし、彼らが自分たちのコミュニティで患者さんを治療するためのスキルを取得するための手助けをしています。具体的にはオービスでボランティアをしている医療専門家が、機内での手術や講義、シミュレーショントレーニングを行い、現地の眼科医療チームにその技術を共有しています。オービスはこれまで95カ国以上でこの「フライングアイホスピタル」の活動を行ってきました。

「フライイング アイホスピタル」の手術室には、アルコンの手術装置一式が並んでいます。アルコンは眼内レンズ(人工の水晶体)や器具、消耗品なども提供しており、実際の手術や研修に役立てられています。また、アルコンのバイオメディカルエンジニアは、オービスのプログラムにおいて、現地の眼科医療チームに医療機器の操作方法やメンテナンスの仕方を指導しています。さらに、資金面での支援や技術的なサポートも行っています。

今回、アルコン社員とその家族約30名が見学ツアーに参加。初めて目にする「フライイング アイホスピタル」に驚きの声が次々に上がりました。「機体自体がクリニックになっているなんて、画期的!」「この感動をほかの社員や家族、友人に伝えたい」「普段、自分が関わっている製品が社会的意義の高い活動に使われていることを直接学び、仕事へのやりがいがさらに高まった」といった感想が参加者から聞かれました。

オービス インターナショナル プレジデント兼CEO のデレク・ホドキー氏のコメント:

「アルコンは40年以上にわたって私たちのミッションに多大な支援をしてくれており、大変感謝しています。アルコンは、『空飛ぶアイホスピタル』や世界中の提携病院に、最先端の眼科機器や消耗品を提供してくれています。さらにアルコンのバイオメディカルエンジニアやトレーナーは、現地の眼科医療従事者がクリティカルな医療技術を習得・維持できるよう、スキルを伝授してくれています。このような支援があってこそ、患者さんは最高の眼科治療を受けることができます。日本アルコンが創立50周年を迎えるにあたり、今回、関西国際空港にてアルコンの皆さんを『空飛ぶアイホスピタル』にお迎えできたことを、嬉しく思っています」

日本アルコン 代表取締役社長のステファン・アイゲンマンのコメント:

「日本アルコン50周年という節目の年にこうして『フライイング アイホスピタル』を見学し、オービスの方々と眼科医療の重要性を分かち合うことができ、とても嬉しく思っています。オービスのミッションは、アルコンのパーパス(存在意義)である『人々に素晴らしい視界がもたらされるよう貢献する』と合致するものです。過去40年以上にわたって、アルコンのサポートがオービスのミッションを実現させるために生かされてきたことを嬉しく思うとともに、今後のパートナーシップも楽しみにしています」

オービスのデレク・ホドキー氏と日本アルコンリーダーシップチーム

日本アルコンで眼科手術機器を担当するチームもツアーに参加し、オービスの取り組みを勉強

社員の家族も見学ツアーに参加

機内の手術室で説明を受ける日本アルコンのメンバー

アイケアに対する情熱を分かち合うオービスのホドキ氏と日本アルコンのアイゲンマン